バッタ目バッタ科
松江市大庭町 かんべの里 まむし谷池 2024.6.15
日本のバッタの中では唯一、成虫で冬を越すツチイナゴ。
全身を細かな産毛がおおっており、なんとなく冬仕様を感じさせる。
目の下に特徴的な涙目模様があり、判別しやすい。
春に生まれた幼虫は緑色をしているが、やはり涙目模様はあるようだ。
秋ごろ成虫になると茶色に変わり、秋の景色に溶け込む。
冬を越した成虫は6月ごろまで活動する。
6月中旬に見つけたこの個体は、冬を乗り切った歴戦の勇者だろうか。
哀愁を帯びた涙目にも、貫禄と風格を感じさせる。
松江市大庭町 かんべの里 まむし谷池 2024.9.21
9月、まだ色は薄く、若々しさが感じられる。
松江市大庭町 かんべの里 まむし谷池 2024.9.21
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2024.9.28
秋。ブラシのような毛を持つチカラシバにしがみつくツチイナゴ。
体にはえた産毛が光を浴びて輝いている。
松江市大庭町 かんべの里 まむし谷池 2024.9.29
松江市大庭町 かんべの里 まむし谷池 2024.9.29