チョウ目シジミチョウ科
飯南町志津見 2022.5.15
かわいらしいしっぽ(尾状突起)をもつツバメシジミ。
この小さなしっぽがツバメ(鳥)の尾を連想させる。
飯南町志津見 2021.8.29
しっぽの根元にはオレンジと黒の模様があり、めだまのようにも見える。
このしっぽとめだまを目立たせることで、急所である頭を狙ってくる捕食者が頭の位置を錯覚するように仕向けている。
ハネをすりすりと動かすことで、しっぽは触角のように見えるし、模様は目のように見える。
なかなかの策士っぷり。
松江市佐草町 2024.6.7
飯南町志津見 2022.6.26
しっぽの存在がスマートでスタイリッシュなフォルムを演出している。
生存戦略としてのしっぽだが、美しさも兼ね備えている。
飯南町志津見 2022.5.1
飯南町志津見 2022.4.24
メスのハネは黒っぽく地味な印象。
飯南町志津見 2022.4.24
飯南町志津見 2022.6.19
オスのハネは青く輝き、イケメン風である。
松江市佐草町 2024.6.7
羽化してまだあまり日がたっていないと思われるきれいなツバメシジミ。
ハネのふちを囲む白い部分が太く残っており、しっぽも長めだ。
チョウも人も長く生きるとすり減っていくものだ。