チョウ目アゲハモドキガ科
松江市大庭町 自然観察園あやめ池 2024.5.26
黒と黄のコントラストが美しいキンモンガ。
幼虫は山林に生える広葉樹リョウブの葉を食べる。
昼行性であり見た目もチョウのように見えるが、蛾である。
飯南町志津見 2021.8.7
チョウとガの区別については諸説あり明確ではない。
主に以下のような違いがあると言われている。
昼に活動するのがチョウ、夜に活動するのが蛾。
→昼に活動する蛾も多く、全くその通りでない。
とまる時にチョウはハネを閉じ、蛾はハネを広げる。
→ハネを開いてとまるチョウも多く、全くその通りでない。
触角の先が膨らんでいるのがチョウ、棒状なのが蛾。
→割と当たっているが、例外もある。
ハネにあざやかな色彩を持つのがチョウ、地味なのが蛾。
→派手な色の蛾も多く、地味なチョウもたくさんいる。全くその通りでない。
このように、チョウとガの区別はあいまいである。
結論としては、チョウとガの区別なんてどっちでもいいじゃん、となる。
フランスではチョウもガも同じ「パピヨン」と呼ばれるし、ドイツでは区別する言葉がない。
本サイトでは、チョウ目のうちアゲハチョウ科、シジミチョウ科、シロチョウ科、セセリチョウ科、タテハチョウ科に属するものをチョウとして扱い、それ以外をガのなかまとして区別している。
飯南町志津見 2020.8.23
九州では白い模様の個体が多いが、ここ島根県では黄色のものしか見たことがない。
松江市大庭町 自然観察園あやめ池 2024.5.25