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コウチュウ目オオキスイムシ科
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2024.9.28
クヌギなどの樹液に集まる小型の甲虫ヨツボシオオキスイ。
背中には4つの分かりやすい点が光っている。
体のかたちはクワガタのメスに似て平べったい。
幹のさけ目に隠れるようにたたずみ樹液を吸っている。
樹液酒場では、カブトムシやスズメバチが目立ち、ヨツボシオオキスイは存在感がほぼない。
他の虫たちにもまったく相手にされておらず、クワガタやスズメバチに踏まれながら樹液を吸っている。
スズメバチの画像を撮り、あとからじっくり見てみると、ひっそりと写っていることが多い。
カタチもかっこいい昆虫なのだが、とにかくとても地味な虫なのだ。
オオキスイという名前さえもほとんど知られていない、ひたすらマイナーな存在である。
松江市大庭町 かんべの里 2025.4.29
松江市大庭町 かんべの里 2025.4.29
春の樹液酒場では、スズメバチやカブトムシ、クワガタなどがまだいないため、ヨツボシオオキスイにとってはのびのびと食事ができる場のようだ。
ここでカップルも誕生するのだろう。
松江市大庭町 かんべの里 2025.4.29
画像下部に映りこんだヨツボシケシキスイと比べると、少し大きいことが分かる。