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コウチュウ目オオキスイムシ科
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2024.9.28
クヌギなどの樹液に集まる小型の甲虫ヨツボシオオキスイ。
背中には4つの分かりやすい点が光っている。
体のかたちはクワガタのメスに似て平べったい。
幹のさけ目に隠れるようにたたずみ樹液を吸っている。
樹液酒場では、カブトムシやスズメバチが目立ち、ヨツボシオオキスイは存在感がほぼない。
他の虫たちにもまったく相手にされておらず、クワガタやスズメバチに踏まれながら樹液を吸っている。
スズメバチの画像を撮り、あとからじっくり見てみると、ひっそりと写っていることが多い。
カタチもかっこいい昆虫なのだが、とにかくとても地味な虫なのだ。
オオキスイという名前さえもほとんど知られていない、ひたすらマイナーな存在である。
松江市大庭町 かんべの里 2024.5.26
スズメバチの足元にひっそりと写っていることに、あとから気づいた。
松江市大庭町 かんべの里 2024.9.8
画像中央下部に、またもやひっそりと写りこんでいた。
存在感を消すことに特化し、ムダな争いに巻き込まれないことが、この虫の生存戦略なのだろう。