チョウ目タテハチョウ科
飯南町志津見 2021.8.29
ハネの端がギザギザととがりスピード感あるフォルムのキタテハ。
夏型は黒い模様の面積が広い。
幼虫はよく茂るカナムグラという草を食べる。
カナムグラは秋に花粉を飛ばすため、ブタクサなどともに秋の花粉症の原因となる草。
飯南町志津見 2021.9.11
飯南町志津見 2021.10.2
秋型はオレンジがあざやかになり、黒い模様は少ない。
川辺のミゾソバ(ウシノヒタイ)で吸蜜中。
飯南町志津見 2021.11.7
秋の終わりのセイタカアワダチソウでの吸蜜。
在来種のススキなどと競合する帰化植物だが、こうやってみると花はとてもいい。
花粉症の原因などと誤解されることがあるが、花粉は虫による媒介であり、飛散はほぼしない。
飯南町志津見 2021.2.13
キタテハは成虫で越冬するため、冬の暖かい日に出会うことがある。
チョウをほぼ見ない2月に出会うと、とてもとてもうれしい。
越冬でハネがぼろぼろだが、なんとか春までがんばってほしい。
飯南町志津見 2022.4.24
4月、ハネは傷み放題だが、なんとか越冬したと思われるキタテハ。
がんばったね。
松江市佐草町 2024.4.12
ヒメオドリコソウでの吸蜜。
春先、田んぼの脇にいち早く咲くヒメオドリコソウは、越冬したチョウたちの貴重な栄養源となる。
松江市佐草町 2024.5.29