チョウ目シジミチョウ科
松江市大庭町 かんべの里 2025.6.7
特徴的なオレンジ色のハネに黒い尻尾(尾状突起)をもつアカシジミ。
日中はクヌギなどの雑木林でじっとしており、夕方や明け方に活発に動き出す。
樹上を飛来することが多く、地表近くに下りてくるのは明け方のみだと言われている。
しかしながら今回撮影できたのは、よく晴れた午後、15時半ぐらい。
雑木林の横を流れる小川に下りてきていた。
クリの花などを吸うことも多いとのこと。
5月、6月ごろ、雑木林のそばを散策すれば、出会うこともありそうである。
松江市大庭町 かんべの里 2025.6.7
ミドリシジミ族に属するシジミチョウは、俗に「ゼフィルス」と呼ばれている。
ギリシャ神話に出てくる西風の神、ゼピュロスから名づけられている。
「ゼフィルス」と呼ばれるシジミチョウは、樹上での生活を主とするチョウの仲間。
ハネの表がきらきらとした輝きをもっており、チョウ好き界隈では大変人気が高い。
日本国内のゼフィルスは25種が知られており、このアカシジミもゼフィルスの一種である。
松江市大庭町 かんべの里 2025.6.7