チョウ目タテハチョウ科
飯南町志津見 2022.7.13
るり色のスジが目立つルリタテハ。
似たような柄の種はいないため、一発で判別できる。
飛ぶスピードは俊敏で、かつ警戒心が強いのかなかなか近づかせてもらえない。
しかしテリトリーを持っているようで、しばらくすると同じ場所に帰ってくる。
画像の子は神戸川の支流にかかる青い水道管がお気に入りのようだ。
飯南町志津見 2022.7.11
松江市大庭町 かんべの里 2024.5.25
ハネの裏面は一転して地味な枯葉模様。
落ち葉や樹皮に紛れるととても見つけにくい。
飯南町志津見 2021.7.25
小川の岸辺にいるルリタテハ。
フォルムはキタテハによく似ている。
松江市大庭町 かんべの里 2024.5.25
ルリタテハは頭を下向きにとまっているのをよく見る。
これは敵から素早く逃げるための行動ではないかと推測する。
敵が近づいてきた場合、その場からいち早く離脱するためには、上に飛び立つのと下に飛び立つのではどちらが早いだろうか。
重力に逆らい上向きに飛んだのではスタートダッシュが遅れてしまう。
下向きに飛び立ち重力を利用して加速していくほうが、より早く敵から逃れることができると思われる。
下向きにとまるチョウを見るたびに、このような仮説をたてながら観察してみると、さらに観察の楽しみが広がる。
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2024.7.13
松江市大庭町 かんべの里 2024.8.10
松江市大庭町 かんべの里 まむし谷池 2024.7.26