チョウ目ドクガ科
松江市大庭町 かんべの里 自然観察園 2024.7.7
約10年周期で大発生し、幼虫があらゆる植物を食い尽くすマイマイガ。
100~300種の植物を食害する。
旺盛な食欲で山が丸坊主になるほどの勢いだと言われる。
「世界の侵略的外来種ワースト100」 にも見事に選ばれた。
2013年、2014年頃に長野、山形、岩手、滋賀などで大発生しており、10年周期の到来が警戒される。
画像はオス。
メスは白いハネであり、見た目は大きく異なる。
飯南町志津見 2021.7.22
飯南町志津見 2021.6.6
幼虫は前方に5対の青い点と、後方に6対の赤い点を持つ。
糸を吐き木からぶら下がることで、風に乗り他の木に乗り移る。
スパイダーマンのようなアクロバティックな移動方法だ。
飯南町志津見 2021.6.10
毒々しい見た目だが、毒針毛を持つのは一齢幼虫のみ。
画像のような大きくなった幼虫及び成虫には毒はない。