チョウ目アゲハチョウ科
松江市大庭町 かんべの里 2024.5.25
チョウと言えばこのナミアゲハを連想する人も多いだろう。
単にアゲハやアゲハチョウとも呼ばれる。
近い種であるキアゲハに比べ黒い筋模様が複雑であり、版画のような美しさだ。
はねも大きく、しっぽ(尾状突起)がすらりと伸びる美麗なフォルム。
見つけただけでうれしくなる。
カメラを構えてどこまでも追いかけていきたい。
飯南町志津見 2022.5.22 チョウ目アゲハチョウ科
飯南町志津見 2022.5.22
おなかを大きく曲げている。産卵しようとしているのだろうか。
ナミアゲハの幼虫はミカン科の植物を食べて育つ。
里山によく自生しているミカン科のサンショウも好むようだ。
飯南町志津見 2021.9.5
くちのストローは普段はくるくると丸めている。
飯南町八神 2020.9.8
ハネを広げるととても大きく見える。
ハネだけでなく、体も黄と黒のしま模様。芸が細かい。
チョウのハネが吸蜜と繁殖を求めた結果として進化したものならば、なぜこのような模様を持つに至ったのだろうか。
何かに擬態しているのか。
進化の過程で、美しさを追求する意思が働いたとしか考えられない。
そんな妄想を促されるような、魅力的な模様をしている。