TOP > コウチュウ目 > カミキリムシのなかま > ハラアカコブカミキリ
TOP > コウチュウ目 > カミキリムシのなかま > ハラアカコブカミキリ
コウチュウ目カミキリムシ科
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2024.4.26
はらに赤い毛を持ち、背中にはふたつの毛束状のこぶがあるハラアカコブカミキリ。
日本国内では対馬にのみ生息していたが、しいたけのほだ木の移動に伴い、本土にも広がった国内外来種。
4月から5月頃には、島根県においてもかなり多くの個体に出会う。
しいたけ栽培に深刻な経済的損失を与えており、防除が推奨される。
駆除による無駄な虐殺を広げないためにも、産卵時期が終わる7月末までは、しいたけのほだ木をネットで覆うなど、本種を増やさない栽培方法が望まれる。
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2024.4.26
ハラアカの名のとおり、おなかは赤い毛がまだらに生えている。
模様は複雑で美しい。
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2025.5.5
飯南町志津見 2021.4.24
農業的被害はさておき、しま模様の太い足や、特徴的な背中の毛束など、昆虫としての魅力は大きい。