トンボ目カワトンボ科
松江市大庭町 かんべの里 2025.5.11
エメラルドグリーンのメタリックな輝きを持つアサヒナカワトンボ。
ハネは透明な個体と、オレンジ色の個体がいる。
オスは成熟すると白く粉っぽい外観に変化する。
以前はニシカワトンボと呼ばれていたが、DNA解析などの研究が進み、種が整理された際、アサヒナカワトンボに改名された。
昆虫学者で特にトンボの研究に功績のある朝比奈正二郎氏の名がつけられている。
朝比奈正二郎氏については、タベサナエのページでも少し触れている。
松江市大庭町 かんべの里 2025.5.11
よく似ている種にニホンカワトンボがいる。
ぱっと見での判別は難しい。
アサヒナカワトンボのほうがより小さく、ハネのスジが荒い。
ハネの縁紋(この画像ではハネの先にある茶色っぽいところ)にかかる横脈の数から判別することもできるらしい。
この画像では、縁紋にかかる横脈は4つ。
飯南町志津見 2022.5.3
オスが白っぽくなるのとは反対に、メスは全身が緑がかっている。
また縁紋は白い。
飯南町志津見 2022.5.15
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2025.5.5
ハネがオレンジ色のタイプ。
別の種かと思われても仕方ないほどに派手な違いがある。
飯南町志津見 2022.5.15