チョウ目アゲハチョウ科
飯南町志津見 2022.5.15
白い鱗粉におおわれた大きなハネをもつウスバシロチョウ。
ハネはスケルトン状であり、向こう側が透けて見える。
ゆっくりとヒラヒラ飛び回る姿はとても美しい。
飛ぶスピードが遅いため、観察のチャンスも多い。
飯南町志津見 2022.5.15
ウスバシロチョウのカップル。
オスは交尾のあと、メスの交尾口にたんぱく質のかたまり(スフラギス)を付け、メスがこれ以上交尾することを妨害する。
ひどいことをするものだと思うが、これが彼らの生存戦略なのだ。
飯南町志津見 2022.4.30
白く透明なハネと対照的に、体は黒と黄のモフモフでおおわれていることがわかる。
飯南町志津見 2022.4.30
飯南町志津見 2022.5.3
春から初夏の一時期に見られ、その後ぱったりと見なくなった。
また春に会いたいものだ。