トンボ目トンボ科
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2024.7.13
チョウのようにひらひらと飛ぶトンボらしくないチョウトンボ。
紺色のハネは角度により色彩が変化し、見るものを楽しませてくれる。
後ろのハネの面積がひろいことも大きな特徴だ。
あまり見ない種だが、いったん見つけてしまうと、他のトンボに比べ停止している時間が極端に長いため、かなり撮影しやすい。
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2024.7.13
この日も池から生えた植物にとまり、長い時間じっとしていた。
池の上空には、ギンヤンマ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ、オオシオカラトンボなどが飛び交い、なわばりを争っている。
それらの種を横目にチョウトンボはすまして止まっている。
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2024.7.24
7月13日には5頭のチョウトンボを確認。
約10日ほどたち7月24日、再度訪れてみると、さらに個体数は増え9頭が確認できた。
ハネの先端にノシメ模様があり、紺色が極めて美しい個体。
ほれぼれとしてしまった。
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2024.7.13
チョウトンボはずっと出会いたいと思っていたトンボだ。
いつも図鑑で見ていたけれど、実物は予想を超えてきれいだった。
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2024.7.13
撮影した「ふるさと尺の内公園」は、道の駅のとなりにあり散策しやすい公園だ。
公園全体が、多様な動植物が生きる場所であることを意識して整備されている。
公園というととかく見栄えのいい園芸植物が多くなりがちだが、ふるさと尺の内公園では、地域の在来植物に徹底的にこだわっている。
積み木のビオトープはカミキリムシなどの住みかとなり、池や小川などの水辺のビオトープではトンボや水生生物が多く生きている。
昆虫観察にとっても非常に存在意義の大きい公園だ。
出雲市園町 宍道湖グリーンパーク 2024.7.24
宍道湖グリーンパークのビオトープでは、黒々としたメスに出会った。
太陽を反射し、黄金色に輝いている。
出雲市園町 宍道湖グリーンパーク 2024.7.24
出雲市園町 宍道湖グリーンパーク 2024.7.24