飯南町志津見 2021.8.15 カメムシ目アメンボ科
水面に浮かびすいすいと移動するアメンボ。
つまむとアメのようなにおいがすることから「飴ん棒」と呼ばれる。
しかしカメムシ目だけあって、実際はアメにはほど遠く結構くさい。
長い足の先には毛が生えていて、そこから油を出している。
油で水をはじき、表面張力を利用して水面に浮くのだ。
水面に落ちてきた虫などに口を刺し体液を吸っている。
ハネもあり、夜にはよりよいえさ場を求めて空を飛ぶ。
産卵は水中にもぐって行う。
つまり、水中・水面・空中を自在に動き回るスーパー昆虫なのだ。
個人的に同じくスーパー昆虫だと思っているケラは、地中・地上・水中・空中を駆け回る。
こういう中二病的なスーパー能力をもった昆虫が大好きだ。
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2024.4.14
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