チョウ目タテハチョウ科
飯南町志津見 2022.5.15
山林など日陰に多く見られるサトキマダラヒカゲ。
民家の周りや田んぼでもよく見かける。
ハネはめだま模様(眼状紋)と黄色系のまだらが複雑で美しい。
本種と酷似するヤマキマダラヒカゲは山地で見られる。
両種とも春型と夏型がある。
このページに掲載した画像はサトキマダラヒカゲではなく、ヤマキマダラヒカゲの可能性もある。
判別はなかなか難しく、本ページではあえてサトキマダラヒカゲとして掲載する。
さまざまな資料を見たが、判別に関して確信は得られそうにない。
両種の判別に詳しい方がおられたら、ぜひご指摘いただきたい。
飯南町志津見 2022.5.22
このページに記載する画像の内、飯南町志津見のものは、標高300~350メートルあたりで撮影したものである。
また、松江市大庭町のものは、標高60~70メートルあたりで撮影したもの。
うーん判別つかない!
飯南町志津見 2022.6.4
以前はただキマダラヒカゲと呼ばれていたが、平地性のサトキマダラヒカゲ、山地性のヤマキマダラヒカゲに分けられた。
この経緯については、高橋真弓著「チョウ~富士川から日本列島へ」に詳しく記述がある。
昆虫探索にかける熱意と情熱がほとばしる名著である。読み物としてもおもしろい。
島根県立図書館の地下書庫に蔵書がある。
また高橋真弓氏は、淀江賢一郎氏とともに、「島根県三瓶山産ヤマキマダラヒカゲの生態的知見と地理的変異」という大変興味深い資料も執筆されている。
こちらは松江市立図書館の特別閉架に蔵書があり、貸し出しも可能である。
飯南町志津見 2021.8.7
飯南町志津見 2021.8.13
飯南町志津見 2021.8.13
飯南町志津見 2021.8.15
飯南町志津見 2021.8.15
飯南町志津見 2021.9.5
松江市大庭町 かんべの里 まむし谷池 2024.5.25
松江市大庭町 かんべの里 まむし谷池 2024.6.15
松江市大庭町 かんべの里 2024.7.26
松江市大庭町 かんべの里 2024.8.2
松江市大庭町 かんべの里 2024.8.4