バッタ目バッタ科
松江市大庭町 かんべの里 2024.7.30
ハネの端と足の関節部分が黒いツマグロバッタ。
ツマグロバッタは、3つの名前を持つことで知られる。
もともとはツマグロイナゴと呼ばれていたけれど、イナゴじゃなさそうってことになり、ツマグロイナゴモドキとなった。
でもやっぱりバッタじゃん、などという風潮になり、いまのところツマグロバッタと呼ばれている。
ツマグロバッタ自身としては何と呼ばれようが関係なく、ただ日々を懸命に生きるだけである。
人に何と言われようが気にしないことは、生きていくうえでとても重要なスキルだ。
松江市大庭町 かんべの里 2024.7.30
松江市大庭町 かんべの里 2024.8.2
松江市大庭町 かんべの里 まむし谷池 2024.7.21
湿った草地を好み生息しているが、そういった環境は近年減少しており、ツマグロバッタの生息数も影響をうけているものと思われる。
関東地方のいくつかの都道府県では絶滅危惧種に指定されている。
島根県においては、いるところにはたくさんいる、といった印象。
松江市大庭町 かんべの里 まむし谷池 2024.7.21
オスは黄色みが強く、メスは茶色ぽい。
メスはオスほど黒い模様が目立たないようだ。
画像はオス思われる。