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コウチュウ目ジョウカイボン科
松江市大庭町 かんべの里 2025.5.6
ジョウカイボンという名前はあまり聞きなじみのない方も多いようだが、かなり多くの個体を見る普通種。
力強く太い足、精悍なつらがまえ、観察のしやすさなど、もっともっと人気が出てほしい昆虫だ。
カミキリムシに似ているが、どちらかと言えばホタルに近い仲間のようだ。
初夏、林や草むらなど、いたるところに多く出現する。
他の昆虫や花粉を食べる。
飯南町志津見 2021.6.10
ジョウカイボンは、漢字で書くと「浄海坊」。
平清盛の法名「浄海」からとられている。
平清盛は熱病で死亡→毒をもつカミキリモドキを連想→本種とカミキリモドキを混同→浄海坊(ジョウカイボン)
混同と連想が入り交じり、よくわからない名前を付けられてしまったかわいそうなジョウカイボンである。
飯南町志津見 2021.6.6
鳥取県の東部地方が、東日本亜種と西日本亜種の境界にあたるとの記述も見られる。
だとすると、ここ島根県では完全に西日本亜種であると思われる。
飯南町志津見 2022.5.28
黒い胸の両サイドが明るい茶色でふちどられており、アクセントとなっている。
飯南町志津見 2022.5.14