トンボ目トンボ科
雲南市掛合町掛合 佐中ビオトープ 2024.6.29
腰と口の部分だけが白いコシアキトンボ。
遠くから見ても腰の白い部分だけが目立ち、すぐにコシアキトンボだとわかる。
腰が白いのはオス。メスは黄色ぽく見える。
オスはなわばりを持っているようで、池の上空をぐるぐると飛び回り続ける。
とまってハネを休める瞬間がなかなかなく、画像にもおさめにくい。待つしかない。
撮影地は雲南市掛谷にある佐中ビオトープ。
飯石森林組合事務所の裏手にあり、スイレンの花が咲き乱れる池が地域の方によって管理されている。
小さな池ではあるが山地にも面しており、トンボにとってはよい生息地なのだろう、この日も複数の種類が見られた。
スイレンやアジサイの花もとても美しい。
国道54号線沿いでアクセスもよく、通りがかった際にはとりあえず寄っていきたい場所だ。
松江市大庭町 まむし池 2024.6.15
かなり遠くから撮った画像だが、判別しやすいコシアキトンボだったからなんとか識別できた。
撮影地のまむし池は水際に近づくのは難しく、一段上の通路から観察するしかない。
名前のとおりマムシがかなり多そうで、草むらに入り込みたくはない。
コシアキトンボは池の上空にたくさん見られた。
オスたちによるなわばり争いが行われているようだ。
オス同士がであうと、相手の下にもぐりこみ、相手を上空へ押し上げていくような動きをみせる。
松江市大庭町 まむし池 2024.6.15
産卵中のメスと思われる。
腰の部分は黄色ぽく見える。
松江市大庭町 まむし池 2024.6.15
水面から突き出た木の樹皮にしっぽを打ち付け、産卵しているようだ。
しっぽはかなり頑丈なのか、何度も何度も強く打ち付けている。