ハエ目ムシヒキアブ科
松江市大庭町 かんべの里 自然観察園 2024.7.6
オスの尻の先に白いふさふさの毛をもつシオヤアブ。
アオメアブと同様、一撃必殺の技で獲物を葬り去る昆虫界きっての暗殺者だ。
周囲を見渡せる高い枝などにとまり、獲物をいつも探している。
飯南町志津見 2021.8.1
白いふさふさはかなりボリューミー。
塩をふいているように見えることからシオヤアブと名付けられた。
飯南町志津見 2021.8.1
ひげもじゃの顔、尻の白いふさふさなど、暗殺者らしからぬ愛嬌を持っている。
松江市大庭町 かんべの里 自然観察園 2024.7.6
「ん?なんか呼んだ?」みたいな顔をしてこっちを見ている。愛嬌がある。
飯南町志津見 2022.7.4
ネムノキでの交尾。
飯南町志津見 2022.7.4
ハンターとしての能力は高く、この日も獲物にありついたようだ。
コガネムシなど硬いハネをもつコウチュウ目の虫たちでさえ、シオヤアブの一撃必殺の技にはかなわない。
カメムシなども狩るので、農業的には益虫といえるだろう。