カマキリ目カマキリ科
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2025.9.20
カマの内側に黒と白の模様を持つ小型のコカマキリ。
体は褐色のものがほとんどである。
他のカマキリのように威嚇のポーズをとったりはせず、俊敏な動きで逃げることが多い。
小型であるがゆえに、その生存戦略も体型にあったものを持っているようだ。
飯南町志津見 2021.9.23
カマキリの目には黒い点があるが、どの方向から見ても常にこちらを向いているように見える。
これは「偽瞳孔(ぎどうこう)」と呼ばれるもの。
カマキリの目はたくさんのストローを束ねたような状態にある。
こちらにまっすぐ向いているストローだけは奥が見通せるので、黒く見える。
つまりカマキリがこちらを見ているのではなく、こちらが見ている方向に黒い点が現れるのだ。