ゴキブリ目オオゴキブリ科
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2025.9.20
4cm程度ある大きく黒いゴキブリ、オオゴキブリ。
豊かな自然林の中にある朽ち木などに生息する。
ゴキブリは嫌われる虫の代表格のような存在だが、それは民家や店舗に生息するゴキブリに対するイメージが強いからだろう。
このオオゴキブリは、自然の保全状態が良い環境で暮らしており、その存在自体が保全度のバロメーターともいえる昆虫。
森で出会ったら、ちょっとうれしくなるゴキブリなのだ。
雲南市木次町山方 ふるさと尺の内公園 2025.9.20
ハネはもっと長いはずだが、途中で切れてしまっていると思われる。
朽ち木の狭いすき間の中で擦れてちぎれるのかもしれない。
近縁種であるリュウキュウクチキゴキブリは奄美大島以南に住むが、交尾後にオスとメスが互いのハネを食べてしまうそうだ。
とてもおもしろい謎の生態だ。
カマキリのように、メスが産卵に向けて栄養補給のためにオスを捕食するのとも違い、栄養の少ないハネを食べるところが興味深い。
あるいはオオゴキブリにも似たような習性があるのではないだろうか。
あまり生態が調べられていない種と思われるが、研究が進むことを願っている。
松江市西川津町 楽山公園 2025.8.2
撮影地は松江市街地からアクセスのよい楽山公園。
濃密な森に散策道があり、昆虫にも出会いやすい。
撮影した日は松江市内において水郷祭という花火大会が開催され混雑する日だが、森には誰一人いない。
そんな森にある弁天池のほとりの大木で、オオゴキブリに出会った。
花火もいいんだけど、ゴキブリもいいよね、という意見に賛同は得られそうにない。